今月のはじめ。

男性から女性への性的被害を告発するMeTooの1つとして
写真家とモデルの関係を告発したnoteが話題になりました。

ネットで随分と話題になったので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ネットニュースでも取り上げあられていましたが、原文を読まずに、反応やニュースの部分的な引用だけ見ていると、男性側の態度の酷さにとても目が行きますし、それが問題の中心に移りました。

しかし、原文を読んでみると、モデルのKaoRi.さんの文章は、

「立場の上下なく、お互いがお互いに尊重しあって発展する世の中になりますように。」

という結び。

Me Too運動の加害者は常に男性ですが、男女に限定せず、立場の強い人の弱さを、下の人間に押し付けないで欲しい、と訴えていました。

私も、その思いにとても共感しました。

強いものと弱いものによる上下関係が生んだ悲劇、その視点で問題を捉えなおすとき、大人と子供の関係は、男女よりもさらにはっきりした上下の関係があり、

親子関係で見た場合、女性はむしろ加害者になることに気付かされます。

子供を被写体にして写真を撮る私にとっては、完全に自分ごとです。

自分なりの考えを改めて考え、言語化する必要があると思いました。

そのような思いから、
加害者候補」のひとりとしてnoteを書きました

 

この問題に関して、男性やマスコミの横暴さや、写真家の批判、モデルには契約書が必須だと言う意見、「私写真」というジャンル自体の抱える問題点の分析などを見ましたが、

自分も加害者になりうる」という、自分ごととしての意見を見つけることはできませんでした。

でも、KaoRi.さんのnoteを見る限り、この問題は、部外者なんていない、それぞれが自分ごととして考えてはじめて前進できる問題のように感じています。

加害者への謝罪への期待や、批判ではなく、そもそも自分が加害行為をしてはいないか、どうすれば防げるかを考えることって、大事だと思うんです。

正直、めちゃくちゃ痛いし、言うのとやるのじゃ難しい、勇気の要ることだと思いますが。

自分や身近な人を表現の題材とする人、オープンなSNSで個人的なことを投稿をしている人は、一緒に考えてもらえたら、うれしいです。

「私写真」を公開するということ
|高橋ユカコ/ゆっか @neotenylab|note(ノート) https://note.mu/neotenylab/n/nb1532bbb6ab5